星野健一(1982-)のブログです。コメントはTwitterアカウントからお願いします。

by 星野健一

新刊2冊から

 宗教社会学者の塚田穂高さんから「宗教が政治に関わるということ」(西村明編『いま宗教に向き合う2 隠される宗教、顕れる宗教 国内編Ⅱ』)及び「戦後宗教の右派性」(日本宗教史のキーワード:近代主義を超えて )という論考をいただいた。


創価公明は政教分離違反だという誤解に基づく批判が自公の長期連立政権を生んでいる一因だとしたら皮肉だ(前者の論考)とか、戦後日本宗教史像の再構築のための統合的研究の必要(後者の論考)など、他の同分野の論考より一段深くまた大局的な洞察がならび、私のような単眼的・近視眼的な人間にとっては特に学ぶところ大であった。改めて御礼申し上げます。




by dreamingmachine | 2018-11-01 22:57 | 御恵贈書籍